臨床心理士会 研修会に参加して。

 

過日、県の臨床心理士会総会&研修会に参加してきました。

研修の内容は「成人の発達障害支援と他職種協働」でした。

 

研修会では、地域の福祉・医療・行政・学生相談・特別支援教育分野で

ご活躍されている専門職の方々の講演&パネルディスカッションが行われました。

 

各専門職の役割と心理士に求めることについて、それぞれの立場から話されていました。

全行程を終えての私の感想として、改めて心理士のアイデンティティとは何かということでした。

 

私は臨床心理士2年目になりますが、まさに現在のテーマとして、

心理士の意義を考える機会が多くあります。

 

それは、ケースに携わる時に他の専門職とお仕事をする機会が増えたこと。

そして何より、この目の前のケースに(心理以外の)どんな支援が必要かを考えるようになったからだと思います。(若輩者故…心理士に対する万能感に駆られていた1年目でした。)

 

自分のケースについて、他職種に支援をつなぐ瞬間は、他職種の役割ばかりに目を向けてしまいがちで、自分の専門域がどこまであるのかを見落としていたかもしれないと反省しました。

 

心理職のテリトリーとは、改めて、心理士の4本の柱(特に心理検査と心理療法)が中核であり、 Cl.への寄り添い(伴走)であることを振り返りました。

そして、それらの介入と見立てを、他職種へ発信していくことだと思います。

 

心理職としてのアセスメントを用い、介入を行い、心理的解釈を踏まえ、

それを他職種にも分かりやすい発信していくプロセスがあって初めて、

協働という土台に立たせていただけるのではないかと考えます。

 

そのためにも心理士は、特にアセスメントの技術を学び続けることが大切なのです。

 

私も2年目になり、アセスメントについて振り返る時期になりました。

それは、いかに基本的なところをおさえながら、詳細かつ具体的に、

そして、他職種の必要可能性を含めた広範なアセスメントです。

 

先生方や職場の方々が、我々に期待してくださっているところを意識しながら、

私が提供できる精一杯のものを開拓していきたいです。