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知能検査について

今回から、ウェクスラー式知能検査についてまとめてみる。

というのも、実際の現場でなかなか思うように所見が捗らない。

それは僕が下位検査や群指数、包含して知能検査自体の理解が乏しいからにすぎない。故に、改めて所見を書く上で大切なことを考えていきたい。

 

ウェクスラー式知能検査は大きく分けて言語性尺度と動作性尺度に分かれる。

言語性尺度:VC+WM

動作性尺度:PO+PS

そして、下位検査となるものは・・・

VC:単語・類似・知識(・理解)

WM:算数・数唱・語音

PO:(配列・)完成・積木・行列

PS:符号・記号(・組合)

 

これら下位検査の素点を、年齢群に合わせた標準得点に換算して、そこからIQを算出していく。複数の被験者の間で、同じ数値だからといって同じ知能・Personalityではない。その人の生育歴、受検態度、年齢、環境によって、背景が違う。

そのため、単に知能検査といえど、数値とにらめっこするだけでは測定された知能の根拠には乏しいので、背景から言える可能性や仮説を交えて所見に記すこと。

 

そこには、認知発達理論や社会発達理論、愛着理論等の関連する理論を交えて根拠としていきたいものである。

臨床家なら最低限、このような心構えを持ちながら、検討するべきである。