心理検査について

◯心理査定の目的

 臨床心理士が行い、Cl.の問題や性格、置かれている状況について、理解し、解釈を行い、仮説をたてるプロセスを心理査定という。「診断」は、基準に則って特徴を把握しようとするのに対して、「査定」は独自性・個別性のある特徴や問題、肯定的な側面を含めて総合的に把握することにある。

 

◯心理査定の種類

 ・観察法

 ・面接法

 ・検査法(性格検査:質問紙法、投影法、作業検査法。

      能力検査:知能検査、発達検査、神経心理学検査、適正検査)

 

◯性格検査の種類

・質問紙法:

 メリット:実施が簡単・集団実施可能・短時間で済む

 デメリット:反応歪曲・表層的しか査定できない・結果のみの判断になる

 種類:YG性格検査、エゴグラム、MMPI、MAS、STAI、SDS、GHQなど

 

・投影法:

 メリット:無意識的な態度や人格を捉えられる、作為反応が生じにくい

 デメリット:信頼性と妥当性を測ることが難しい、解釈に主観が混じりやすい

 種類:ロールシャッハテスト、TAT、SCT、PFスタディ、ソンディテスト、バウムテスト、HTP、風景構成法