「耳の傾け方」こころの臨床家を目指す人たちへ

行動や振る舞い、知覚や思考、感情はこころから派生しているもので、その行動や思考、情緒やフィーリング(感じ)をその人の主体的な思いに収斂していくことがこころを理解するということ。 

 
私たちは話し手ではなく、まず聴き手なのである。耳を傾けること。 
変化や誰にでも出来ると思われている聞く+αを求められているため、聴くことより行動での解消を企てやすい。 
行動での解消は聴くの上位互換 
 
聴く際に、ただ一心不乱に聴くのでは余裕が無いに等しい。集中することは他を削ぎ落とすこと。 
 
まずは訓練を受けること。要所を少しずつ身につけ、時間をかけた細心と根気が求められる。SVなど。 
 
また、聴くスキルはCl.も教えてくれている。Cl.も聴き方の質や水準がどのような状態なのかを教えてくれる。関心の向け方や、反応によって、である。 
 
また、ただ聴くだけではいけない。深い聴き方、つまり、文字通り受け取る表面的な聴き方に留まらず、Cl.のこころの直には表れていなところ、時としてCl.も気付かない潜在的な想いに行き届き、それに触れる聴き方が必要。それこそが、本当に援助されたと感じる瞬間である。