将来の社会的自立に向けて。

・「進路の問題」
不登校は心の問題でありながら、進路の問題でもある。不登校の子どもたちが1人1人個性を活かし社会へと参加しつつ充実した人生を過ごしていくための道筋を築いていく活動、生き方支援である(森田2003)

しかし、自分で動けるようになるには心の元気を回復させる、つまり心の問題も同時に大きな要素である。
自分の大きな問題が解決しないために、将来への不安や自信のなさという心の問題が消えないというケースもあり、心と進路は同時に考え対応していかなければならないテーマ。

不登校調査から。
不登校経験者の中学卒業後5年間を見ると、人とのつながりや学校という場への一旦つながりを持てば、その人はその後の生活でも社会と接点を保ち、社会的な場での自分なりの一を持ち続けていける、「正の連鎖」の確立が極めて大きいとのこと(森田2003)
不登校への対応については、生徒の気持ちに寄り添いながら、社会的な場や人との出会い方、繋がり方をうまく形成できるよう支援していくことが大切。

社会的自立。学校や就職といった特定の場への帰属を意味するのではない。学校に行かなくてもいいと、言い放つことは[行かない生き方を背負うには勇気も必要で]無責任である。
リスクを受け止めて生きていけるだけの勇気と力、サポートを与えてくれる人が必要なのである。
⇒子どもの生きていく力とそれを支える環境(人的環境も含め)総合的にしっかり見極めつつ、最終的自立へ向けて根気扶翼新していくこと。

・連携ネットワークによる支援
不登校の多様化。学校や教育行政機関、NPO等との積極的な連携、協力が重視された。

専門機関との連携には、守秘義務が障害となることもある。それぞれが持っている情報を開示するには不安を伴う。
それを解消するためにも、ネットワークのなあkで、日常的に連絡を取り合い、秘密を守る枠を広げておく必要がある。
待つだけではなく、自分の足で出向き、顔と顔を合わせた中での関係作りへの努力が必要。