読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

◯学習

◯学習とは 「様々な経験によって行動に比較的永続的な変化が生じること」 ・連合説(行動主義的学習理論) 古典的条件付け(S-R)、オペラント条件付け(強化、報酬) ・認知説 洞察学習、試行錯誤学習 ・コンピテンス(2種の意味) 環境と効果的に相互干渉する潜在…

◯認知

・認知発達 これまでの心の科学。 ・意識こそ心なり:ヴント ・行動こそ心なり:スキナー・パブロフ ・無意識こそ:フロイト ・認知:チョムスキーの生成文法理論・ピアジェの発生的認識論(認知発達論) 認知の発達に重要なことは、表象の形成。目の前にある…

◯知能

・知能について ビネー:ビネー=シモン知能測定尺度がはじまり。 知能指数IQ=精神年齢(MA)÷生活年齢(CA)×100 ※知能は人間の能力の一部であり、それが全てではない。IQの指標としての意味はあるが、それを課題評価したり、その人の人生の予測や決定因として…

◯発達2

・発達の最近接領域(ヴィゴツキー) 同じ年齢群でも、課題の遂行率が異なる場合がある。 知的発達の2つの水準:自力で解決出来る水準+他者からの援助や共同によって達成が可能な水準=両者のずれの範囲を発達の最近接領域という ・エリクソンの心理ー社会発達…

◯発達とは

・発達とは 遺伝と環境の双方が影響。良好な環境は発達を支える。 発達は一般的に年齢との関数である。 有名な発達段階説。 発達段階の区別の仕方 1.機能の行動変化(発話、描画)などを指標にして段階設定をする 2.機能の関連を心的働きに結びつけて構造を想…

言語理解

さて、本回からは各下位検査について考察を行っていく。 まず前提として、同じ群指数間でも検査が複数あるのには理由がある。 それは雑派にいえば測定されている面が違うからである。 例えば、言語理解における下位検査は、単語・類似・知識である。 単語は…

知能検査について

今回から、ウェクスラー式知能検査についてまとめてみる。 というのも、実際の現場でなかなか思うように所見が捗らない。 それは僕が下位検査や群指数、包含して知能検査自体の理解が乏しいからにすぎない。故に、改めて所見を書く上で大切なことを考えてい…

心理検査について③

◯所見を書く ・検査を終えて ・検査の数値化・コーディングを行って整理する。 ・次回の面接までに所見を書く ・所見を書く時の注意 ・来談している主訴、受験の動機を明確にする。 ・数値から分かることだけでなく、観察時の臨床イメージが沸く記述をする。…

心理検査について②

◯テストバッテリーについて ・テストバッテリーの目的 ・1つの検査では測定できる範囲は限られているため、複数の心理検査を用いて、Cl.のパーソナリティを多面的に理解するため。 ・種類と注意 ・基本的に2,3種類が一般的とされている。 ・数が多いだけの…

心理検査について

◯心理査定の目的 臨床心理士が行い、Cl.の問題や性格、置かれている状況について、理解し、解釈を行い、仮説をたてるプロセスを心理査定という。「診断」は、基準に則って特徴を把握しようとするのに対して、「査定」は独自性・個別性のある特徴や問題、肯定…

第2章 こころに出会うこと―聴くことの目的

・こころに出会う・触れることの難しさ 傾聴の目的:Cl.のこころに出会う・触れること 共感と受容もこころに出会ってはじめて発揮されるもの 親しみのない知的な聴き方では、こころに出会うことは達成されない ・知的な認知、知的な理解という「かのような理…

第1章 こころの臨床の基本―共感と受容

○共感とは。受容とは。 臨床家にとってClのこころに共感し、受容することは、不可欠であり、協働をするものとして成立するための基本条件。 ・ただ黙って話を聴くこと? たしかにスタートとしては、そこから始めてもいいかもしれない。できるだけ黙って口を…

「耳の傾け方」こころの臨床家を目指す人たちへ

行動や振る舞い、知覚や思考、感情はこころから派生しているもので、その行動や思考、情緒やフィーリング(感じ)をその人の主体的な思いに収斂していくことがこころを理解するということ。 私たちは話し手ではなく、まず聴き手なのである。耳を傾けること。…

将来の社会的自立に向けて。

・「進路の問題」不登校は心の問題でありながら、進路の問題でもある。不登校の子どもたちが1人1人個性を活かし社会へと参加しつつ充実した人生を過ごしていくための道筋を築いていく活動、生き方支援である(森田2003)しかし、自分で動けるようになるに…

・不登校への対応についての指針

・文部省パンフ「不登校への対応について」・待つと関わる。待つと関わるは二項対立ではない。待つ=見守り続けるではない。関わればいいのではない。適切なアセスメントを行い、適切に関わる。子どもの状態に合わせて再登校に向けての支援、登校刺激を与え…

発達的な視点

思春期を生きる子どもたち。とにかく悩みやすく、言語化出来ない子どもも多い。→暴力や自傷行為、神経症的不登校や心身症へ悩みという結晶化がされにくい。カウンセリングにおいて。苦悩に寄り添い、成長に必要な危機を読み取るアプローチを。(山中 1979の思…

社会学的視点

歴史や社会から捉える視点(滝川1994、森田1991進学率も低く、学校に行きたくても行けない時代には不登校はどんどん現象していったs60になると、これまでの知識の提供の場ではなく、サービスやコミュニケーション力が学校でも提供されるようになった。→学校に…

原因論への言及

家庭原因論少子化に伴って進んだ過保護、過干渉が社会性や自我の成長を阻害分離不安型不登校やネグレクト→親の養育態度や家庭の教育力の低下⇄完全な母親を演じる時代だからこそ、演じきれない自分や不完全な子どもへの不安?→保護者への支援や協力者としての…

不登校はどうして起こるか。

不登校になったきっかけ(教師側1.病気以外の本人に関わる問題(本人の対人関係能力など)2.いじめ、親子関係をめぐる問題※文科省、児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査1.友人関係をめぐる問題2.学業や教師との問題。3.特に思い当たることはな…

背景にある価値観の変化

不登校の増加と多様化の背景学校の価値観の変化:登校を自明視しない見方。個の自由が尊重され、個別化された生き方を認めようとする社会風潮。学校に行かない生き方が認められ、学校に行くという規範そのものが問い直され変容してきている。その価値観の裏付…

現代社会における不登校

状態像そのものの多様化・複合化新しいタイプ-現代型不登校。従来の神経症的不登校に代表されるような、行きたいけれど行けないというジレンマがなく、引きこもりや抑うつを特徴としない。一見寛解したかに見える不登校の増加。葛藤にぶつからず、現状を打破…

伊藤美奈子 著 『不登校ーその心もようと支援の実際ー』

1.不登校の歴史現在は横ばいである不登校。どの子どもでも起こりうるために幅広い対応が求められるように。学校恐怖症(〜1960):分離不安に注目する家族の病理とする見方登校拒否(1970〜):より一般化した不適応行動としての名称変更。家族の精神病理とする見…

本ブログについて

このブログは、私が読了した文献や論文から、自身の臨床活動や研究に参考になった点をまとめ、保存していることを目的としており、投稿データについて、全ての権利は著者、著書に携わる方々に帰属しています。万が一内容によって損害等が出る可能性がある場…